皮肉なタイトルに歯痒い気持ちが込み上げる。
ただ、現実は綺麗事じゃないってのもよく分かる。
普通の一般人でも生きるのが大変な世の中で、服役していた人間が社会で生活していくのは、困難が多いのはしょうがない気もするけど、三上が真っ直ぐな人間だから応援したくなる。
とはいえ、怒りの沸点が低く、暴力的な言動に出てしまう彼のような人間が同じ社会で生活するのは、 怖いのも事実だなーとも思う。
そのくせイジメのシーンでは、落ち着け三上!!って思いと、ぶっ飛ばせ三上!!って思いが両方出て来て、映画とは言え、本心に蓋して社会性を身に付けた彼に悲しくなってしまった。
なんという矛盾。
人間の醜さを身をもって感じさせられたな〜。
