三上さんが出逢った人たちはほんとうに、ほんとうに良い人たちばっかりだった。損得とかじゃなく三上さんを思って、行動を起こして言葉を選ぶ。三上さんに対して喜怒哀楽を表現する。偽善じゃなく純粋な感情を感じて、ああ人との縁の尊さとはまさにこれだってなった。
過去は消えないし、過ちを忘れるのは正しいことじゃない。でもその出来事に至る理由があったり、その人なりに努力していたり。表面を見るだけじゃ知れない部分があるはずって思う気持ちが大事なのかな。
過去だけで人は測れない。
それを踏まえて善人か悪人かはっきりと決めたいとかじゃなくとにかく表面的な部分だけで人を知った気になりたくない。
理不尽な世の中だけど三上さんのような正義感の強い人の存在は絶対に必要。
あとちょっとで普通の人になれそうだったのになあ。
役所広司いい役者すぎる。