yuichi

プラットフォームのyuichiのネタバレレビュー・内容・結末

プラットフォーム(2019年製作の映画)
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このレビューはネタバレを含みます

社会風刺。結末は視聴者にお任せタイプ。

資本主義、共産主義と出たので個人の階級(富裕層〜貧困層)に関する直接的なものかと思いましたが、資源を享受出来る国と生まれた時点で詰んでいるような国というクラスで見ることも出来るようで。

あくまで個人の感想ですが、途中から幻想だとして、最下層は存在する(333層とされている)。そして主人公と同じこと(下まで行って高速で上がる)をしようとした人間がいたと仮定する(いないほうが不自然なので)。しかし0階の様子は厳重な警備など見当たらない。だとすれば最下層に行った時点で死が待ってそうだなあなんて思いました。

そして子ども。ミハルの子ども説はなく幻想だと思いました。なぜなら①死体含め、1ヶ月分の食事は持っていけない。②部屋も綺麗、子どもも肉付き良く綺麗だから。ただ、もしそうならパンナコッタは守られてたんだよなあ(どっかでロストしてそうだけど)。

本作は突っ込みどころが多いそうな。
パンナコッタでも子どもでも託す意味が感じられず、つまりそれで何か変わるとは思えず、未来に丸投げ。やっぱり現体制を変えるには一度壊して創り直さないとね(本作で言えば人をどうこうより建物や設備を壊す…かな?)
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