このレビューはネタバレを含みます
普通に見ただけでは何がなんだか分からない、考察サイト必須系の作品かも。
管理者って神かなんか?
聖書からの引用要素があるのかな?
中央のテーブルが上下する仕組みがまず未知すぎるし、人が焼死、凍死するレベルの温度調節ができちゃう空調設備も不思議。
一月ごとに数百人の階層を入れ替える労力も人力ではとても考えられない。
人智を超えてるから、これは現実じゃなくて風刺なのかなと思ったけど、いろんな解釈がありそう。
食料はタワーの全員分あるけど、管理者は下層の人間が死んでいくのを知っていながら何もしない。
用意はしてるんだから、あとは自分たちで自主的にどうにかしてよって感じ。
料理人と入所者の面接担当者は、中の様子を知りさえもしなかった。
やっぱり素直に考えるなら資本主義の縮図なのかなあ。
主人公は、最下層に着く前に亡くなったっぽい。無謀な挑戦だった。
いろいろ考えさせられる作品だった!!