淡々としていて劇的な展開があるわけではないけど、音楽や映像が良かった。フィンランドの街並みが素敵。
オークションの場面は分かっていてもハラハラした。
不器用な感じのおじいちゃんだけど、絵が売れることになって、嬉しくて孫の学校まで行ってハグして喜ぶのが微笑ましいし、職業体験先へのお礼状で満足度1〜5の欄に6!って手書きで書いたハガキが届いて泣いてしまうシーンはグッときた。
ミステリーよりも家族の関係性を描いたヒューマンドラマだったかな。
美術商仲間のおっちゃんが居てくれて良かった…。本当に価値のある名画だったんだし、あの成金ぽいお客さんに売らなくて結果良かったんじゃないかと個人的には思う。