えんふゅー

第七の封印のえんふゅーのネタバレレビュー・内容・結末

第七の封印(1956年製作の映画)
4.5

このレビューはネタバレを含みます

「神の不在」

土着信仰とキリスト教信仰が混在する中世の北欧を舞台に、十字軍の遠征から帰途についた騎士と死神の対決を通して神の存在を問い掛けた作品

黒いローブに白い顔の男という死神のイメージは、その後様々な作品の死神像に影響を与えた
ベルイマンは本作品のことを特に気に入っていたと言われる

好きなシーン
死神とのチェスのシーン
盃で机を叩く民衆の前でクマの真似をして踊るヨフ
焼かれる魔女の目力

「お前は? 死だ 私を迎えに? ずっと隣にいた」
「対局の間死はお預けだ。私が勝てば解放してくれ」
「どうして人はみな自分を苦しめるのかしら」
「愛は疫病の中でも一番やっかいだが死にはせん」
えんふゅー

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