第七の封印の作品情報・感想・評価

「第七の封印」に投稿された感想・評価

Ryosho

Ryoshoの感想・評価

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「死には黒が似合う」って、「死」自身が、自分で言っちゃってるのはなんかかわいいぞ!ってなって、観る前のポスターから抱いた恐怖はどこへやら
2018.5.5
もぉ~全っ然分からなかった(笑)難しい。宗教が私の身近にないからかもしれないけど、全然理解できず。でも、画としての雰囲気や存在感はばしばし伝わってきた。
まゆ

まゆの感想・評価

3.0
すごい難しかった。
キリスト教の知識とかあるともっと観やすかったのかも?
でも罪を償うためにムチを打ち合いながら歩いているシーンは鳥肌たった。

死神とチェスして死に抗いながら、「死ぬ」ってなにか、「神」ってなんなのかを考えて、騎士が吹っ切れたようになるのを見るのがなんともいえない気持ちになった。
たしかに、神を信じてたとしても、実体を見ないと疑いとか不安とかの気持ちでいっぱいいっぱいになるだろうなと思う。

モノクロ映画は素敵だね。
初見。字幕。
100%理解できることは今後もたぶんないだろうと思うくらい難しい世界観の映画でした。疫病、魔女狩りが蔓延する時代、神とは一体何なのか?宗教そして人間とは何なのか?所々登場する死神の存在を通してそのようなことを問いかけてくる作品といったところでしょうか。自分は無宗教なのでキリスト教に精通してればまた違ったおもしろさがあるかもしれない。全体通して登場人物のビジュアル・性格・心情の表現が巧みだなあと思いました。
「野いちご」の時も思いましたがイングマール・ベルイマン監督は感覚に訴える作品を作るのが上手い人なんだろうなあというのが個人的な印象です。
Hikaru

Hikaruの感想・評価

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観たい。しかし見る方法が分からない。地元のツタヤにはない。


と思ったらベルイマン生誕100周年で計13作品が近隣で劇場公開されているではないか!おぉイエスさま感謝!タイミングよろしい!これは劇場で観るぜアーメン!
tukino

tukinoの感想・評価

4.5
イングマール・ベルイマン1作目。

身構え心して掛かった今作は予想とは裏腹にかなり観易い作品でした。
黒死病の蔓延・神罰と嘆く狂信者達・魔女狩り・そして死の舞踏。「私は"死"です」とばかりに突然現れる黒いマントを頭から被った「死」と、それを当たり前のように受け入れる騎士アントニウスの光景に私は圧倒され一瞬にして虜になってしまった。さらにこの死は鋸を持って木をキコキコと切り倒し人間を冥土へ誘うお茶目な一面も見せてくれる。終始神の存在を問い、普遍的なものへの追求を描く今作にユーモラスな風味が上手く混ざり合う可笑しさ。
神の存在を信じるアントニウスと無神論者であるヨンス、そして旅芸人ヨフとアントニウスとの対比が絶妙。懺悔室でのシークエンスはこの映画の真意を突いていおり非常に印象的。終盤の「死」の登場の静けさに息を飲んだ。凄い映画だった〜。
キリスト教のことをもうちょっと理解してから見ればよかったっていう作品。
最後のシーンはなかなか良かった
ちろる

ちろるの感想・評価

4.4
十字軍での戦いに心身共に疲弊した主人公アントニウスが海岸で恐ろしい「死」と出会うところから始まる本作。
聖書のヨハネの黙示録の言葉からのオープニング。
死神が自らを「死」と名乗ったり、アントニウスが死から時間稼ぎする理由が生きていた意味を知るためだとか割と哲学的な匂いがプンプンするので、この入り口で苦手意識を持ってしまったら少々勿体ないと思う。
入り口こそすごく難解そうだけど、実は宗教のことはそこまで掘り下げて語ってないし、
蓋を開けてみれば生と死に対する恐怖という人間の普遍的な苦悩について、真正面にそしてちょっぴりコメディタッチに、若干ふざけながら作られていた雰囲気なのでベルイマン作品の中でも割と単純明解な気がした。

何故生きてるのか、何故死ななきゃいけないのか、何故こんな寂しいのか、なんでこんな苦しいのか。
人間は考える生き物だから数々の苦しみにはいくつもの「なぜ」がつきまとう。
そのなぜを問いかける相手は恐らくそれぞれが信仰する神であり、もちろんそのなぜの答えが天から降ってくることもないから人はまた悩み続ける。

主人公のアントニウスは神がこの世にいてほしいと願うのは死の後の救いが欲しいから。
部下のヨンスは無神論者で合理主義者だから死は死だとしかも思ってない。
そしてヨンスと旅をすることになった少女はこの世に絶望を抱えてこの世に最後の審判が来ることを望む。
その他神父や鍛冶屋、そして無邪気な旅芸人のヨフとミアとその赤ちゃんなどと共にアントニウスたちが国に迫り来る死「ペスト」から逃げるように旅を始める要するにロードムービーなのだけど、それぞれの人物描写がメタファーとなって、その個々のタイプが死に対してどう行動するのかを見せつけるような神話的な雰囲気もある。

神がいると思うから人は死を受け入れられて、神がいないただ無だけならば恐ろしくて生きることも怖くなはずなのに、ヨンスの潔いほどの恐れのなさが示すものはなんなのだろう。
無神論者のヨンスや楽天的なヨフたちが結局は幸せそうだなと私は思う。

死ぬ準備ができていたはずのアントニウスは美しい光景を見つめて幸せな瞬間を噛み締めた瞬間また更に生に執着するのだけど、多分私もアントニウス側の人間で、多くの現代人はアントニウスみたいなのだろう。

神を信じる事は果たして不幸なのか幸福なのかというベルイマンの問いかけはこの後の作品でも続いて行くけれど、その中でも比較的直球で潔いから個人的には好き。
ヨフが見た聖母マリア、有名な死神とのチェスシーン、そしてラストの死神との参列と映像的にも脳裏に焼きつくシーンが非常に多くて忘れられなくなる作品でした。
み

みの感想・評価

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モノクロ映画ってなかなか見る機会ないんだけれど、モノクロでここまで表現できるのか!!と。(唯一夜はわかりにくかった)

恐らく全編に渡ってキリスト教的価値観に基づく表現が散りばめられてて、ヨーロッパほどその価値観が根付いてない日本うまれ日本育ちの自分には解釈が難しかった部分が多かったです。ただ、それまで存在を疑わなかった、「絶対的で人を超えた存在」であり、「自分のアイデンティティ」に深く関わるモノに対する疑い、という点では文化問わず普遍的なテーマかもしれないですね。(どうやらベルイマン本人が「キリスト教」というものに疑念があった、という話も聞きました。)
ウメダ

ウメダの感想・評価

4.0
宗教と哲学が合わさった難関映画だとは思うが、ポップでキャッチーでキャラクターは良く、見やすかった。
自分の見た直感の考えにまかせれば良いと思う。
答えなど見つからない、見つけたいのであれば、騎士のようにずっと考え続ければいい。

神はなぜ現れないんだ?神は存在するのか?と騎士は何度も自問自答するが願いは叶わず、神は一向に現れない。
が、死神は冒頭からずっと出てるww
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