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コンフィデンスマンJP プリンセス編のフジのネタバレレビュー・内容・結末

3.5

このレビューはネタバレを含みます

【2020#050】
 コンフィデンスマンJPの映画版第2弾。レイモンド・フウの遺産を巡り、ダー子(長澤まさみ)・ボクちゃん(東出昌大)・リチャード(小日向文世)そして五十嵐(小手伸也)が大奮闘。それに加え、今回はコックリ(関水渚)も4人の仲間に加わり、オサカナ獲得を目指す。
 今回は本シリーズのオールスターであり、赤星(江口洋介)、スタア(竹内惟子)、波子(広末涼子)、ジェシー(三浦春馬)など多くのコンフィデンスマンたちが参戦。騙し、騙され、ふり、ふられ。壮絶な駆け引きが始まる。

 非常にスケールが大きくてキャストも豪華。しかも、それに負けない物語展開も見事だった。キャストが豪華すぎるところが見どころみたいな作品もあるけど、顔負けしない「コンフィデンスマンらしさ」が見られた。
 ドラマやSPドラマ、映画全部見てると、ダー子たちが最後に勝つのはお約束だ。そのことが常に頭の中にありながらも物語を楽しむことができる。それはきっと、トリックの設定や構造がしっかりとしていて、飽きさせない意匠が毎度見られるからであろう。それと長澤まさみの演技が天才的なのは今さら言うまでもない。
 正直地上波でもいいかなとも思ったけども、きれいな風景や名キャストの顔ぶれを大スクリーンで見ると、劇場で観てよかったと思う。
 それと関水渚の今後に期待!!
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