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花束みたいな恋をしたのイケのネタバレレビュー・内容・結末

花束みたいな恋をした(2021年製作の映画)
4.8

このレビューはネタバレを含みます

久しぶりの投稿。

ストーリーはもちろん、散りばめられているカルチャーが私にどんハマりで文句なしの作品。
冒頭からマーフィーの法則や天竺鼠、きのこ帝国・awesome city club・フレンズの曲、穂村弘・マスターオブゼロ・羊文学という単語などここには載せきれないほどのサブカル(サブではないのもあるかも?)の嵐が最高だった。
私は天竺鼠で心を持っていかれた。

ストーリーもありがちなハッピーエンドではなく、就職によって2人が行き違っていく感じがリアルで胸が締め付けられる思いがした。
私も社会に出たら、今大切にしていることへの向き合い方が変わっていってしまうのだろうか。
セリフだけでなく、2人の心情が声になっているのも良かった。

ストーリーだけでも多くの人が楽しめる作品だが、カルチャーが好きな人はさらに深く楽しめる、間口が広く奥が深い作品。
おそらく、わたしは来週もう1回観に行くだろう。
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