単なる恋愛映画と思うことなかれ。
きのこ帝国、ストレンジャーシングス、オーサムシティクラブのポリンちゃんにほしよりこ。
ポップカルチャーの移り変わりに二人の関係性の変化を重ねて描く、私的には名作だと思う。
フィルマークスの評価がめちゃ高かったから、観たいなぁーって思ってたけど、やっぱり大正解。
最近好きなんだよなぁー。大事件はないけど、徐々に心情が変化していく系の作品。
そういうことしちゃったらしょうがないよね!
みたいな大味な技は一切使わずに積み上げ方式で示す。リアルに攻め込んで。ところどころで「偶然」を差し込むのが劇的にうまい。
いわば、菅田将暉対有村架純の真っ向勝負。潔さがまた素晴らしい。
「あーこういうサブカル女子と付き合ってみたかったなぁー」と男性陣が夢見心地の前半戦から、シュウカツ、結婚観等を経て、残酷な後半戦へ。
日常のすれ違い。
社会に出るということ、
「じゃあ」じゃねーよ!
「いいって言ってんじゃん」
仕事仕事。。
とか、グサグサ。
あーそういうことだよな。
きのこ帝国とフレンズをカラオケで歌うのが、最高だった。
最後のはじまりね。なるほどなるほど。
総じてめちゃよかった。