とっても瑞々しい映画だった！！
自分の過去の恋愛を彩ってくれる映画。
『恋愛はパーティだ。盛り上がっても、いつかは終わってしまう』
付き合った男女はいつまでも絶好調で盛り上がってはいられない。同じような趣味を持っていて、感性もおんなじ人間と付き合う事の楽しさはとても理解できる。
日々かんじる事を抑制なく垂れ流しても、同調してくれる人間がいる生活というのは、性別が違う自分がもう1人いるみたいで天国みたいに楽しい！！
それをこの映画はひとつひとつとても丁寧に、繊細に、リアルよりリアル感を出して描いている。
だが、それは永遠ではない。
本作は男女で描かれていたけれど、これは同性でも就職したり、お互いのステータスが変わって「価値観」ですれ違うってしまうことはおおいにある。
そして、そうして変わってしまったものは、同じ人同士であっても、もう完璧に元には戻らないのだ。
それを有村架純さんと菅田将暉さん、このビミョーーーーな苛立ちを演じるのがうますぎて、観てるこっちも参加してるような気持ちだった。
ファミレスのシーン、地獄すぎ。
ボロボロ泣いた。
