ユウリ

花束みたいな恋をしたのユウリのレビュー・感想・評価

花束みたいな恋をした(2021年製作の映画)
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麦がマーガレットの名前を分からず、絹に聞くと「花の名前を教えると、その花を見かけるたびに彼女のことを思い出しちゃうんだよ」と返すのが印象的だった。

2人は離れることになったけど、一緒に過ごした場所や一緒に見た漫画や映画、お互いの好きなもの、のように思い出を引き出す花をいっぱい抱えて次の恋に進んだってことなのかなと思った。

そんな花束みたいな恋をした2人の愛おしく、少し切ない思い出を楽しむ映画。

別れるのはつらいから恋をしない方がいいと思いがちだけど、たくさんの花を貰える恋はやっぱりいいもんだよな、と。
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