みんなが『私のことだ』って思ったと思う。
恋愛の幸せと辛さが…みたいな話はあんまり正直分からなくて。ただまぁそれは僕の恋愛偏差値が低かったり、人に興味がないからなんだろうなというのはありつつ。
通ぶってるミーハーが嫌いで、作家の名前で盛り上がりたくて、いろんな文化を消費してて、搾取されたくないって思ってて…そんな感覚きっとこの年代の人たちには、いや、この年代±10歳くらいの人たちには、きっと当てはまるところがあると思う。
そうやって見た人がみんな『私のことだ』って思う作りをする脚本にはもう『やられた…』と思ったし、この脚本と一緒に小道具作るのは楽しいだろうなぁ、って途中からすごく違うところでドキドキしていた。
観賞後感も、中身も全然違うけど、どこか「劇場」と同じような臨場感を感じたりもしていた。
今年は邦画が豊作だ。
