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花束みたいな恋をしたのnickのネタバレレビュー・内容・結末

花束みたいな恋をした(2021年製作の映画)
4.5

このレビューはネタバレを含みます

冒頭が今まで観た映画で1番好きだな。
絶対好きな作品だと思った。

トイレットペーパー買う時2つ買わんやろって思ったけど、2人で1個ずつ持って歩くのはなんかよかったな。合理的じゃなさそうなこともやってみるといいかもと思った。

こないだマッチングアプリで電話しためちゃくちゃ趣味の合う子と会っておけば良かったなと思った。電話しただけで、実際に彼女欲しいとまでは思ってなくて、億劫になっちゃって結局3人と一回ずつ電話してアプリ辞めちゃったな。
趣味のめちゃくちゃ合った子は3.4週間後に見てみたらアプリも辞めてたな。もったいないことをした。

ここまでが、少しすれ違いが出始めたところまで観た感想。きぬちゃんがゼルダ一瞬やって辞めたとこ。
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ここからがそれ以降。

放映当時、パートナーと見るとよくないっていう評判があって、そんな大袈裟なって思ってたけど、まじでそうかも。

女の子に花の名前を教わるとその花を見るたびにその女の子のこと思い出すって台詞があったけど、たしかにこれなんて言うんだっけ?って聞いて彼岸花って教えてくれた元カノのこと思い出してるかも。



しんどい。最後のファミレスのシーンなんだよーやめてよーー

人生や生活において、合理性があった方が楽に生活できるかもしれないけど、
芸術点を軸にしたほうがやっぱり楽しいし、それを受け入れてる方が楽だな。芸術だ。人生は芸術だ。社会性や協調性になんと言われようと、芸術だーー

有村架純見るとこの作品思い出しちゃうかもなー

オダギリジョーはやっぱりかっこいいなーーー

むぎくんが芸術に興味なくなっていってつまらなくなる描写が生々しくて、しんどかったーー
芸術から経済に寄ってって、パズドラとかやるようになったり、寝巻きの服とかも古着っぽいプリントTシャツきてたのに、モノクロの無地のやつになってたりとかしんどいーー


別れ方ってこれが理想的なのかもな
別れた後もその人とやった何かを見るたびに、楽しい思い出だけ思い出せるように、

そのグループの活動の終わりの打ち上げとか、異動の前とか、環境が変わるときに仲良くなったり、いい雰囲気になるのまじでなんなんだろうな
それができるんだったら、ずっとそうしてたいよ
→これもうすぐ離れるから嫌なところに目をつぶれるってことだな。

開始1時間くらいは彼女欲しくなるかもとか思ったけど、ならん
なんなんすか


最初のイヤホンの話(イヤホンをLとRで分けて聴いても、ステレオだから同じ音楽聴いてるつもりでも違う音が聴こえるってやつ)が、2人の生活に繋がってるって感想書いてるの見て本当だーってなった。
同じものをみて、同じ家に住んでも、それがどんな風に思うかは、2人で全然違う。どんなに価値観の合っていた2人で、同じように思えても、完全に分かりあうことなど無く、結局は自分と人は違うことが分かっていくだけなんだ、うわーー

話し合いが少なすぎて、恋から愛に変わらないって書いてる人もいて、いいセリフーって思った。



そういえばダウ90000のピークっていうコント見て、その中に花束みたいな恋をしたの話出てくるからこの映画観ようと思ったんだけど、これ見終わった後またコント見たくなってきた。
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