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花束みたいな恋をしたのkkのレビュー・感想・評価

花束みたいな恋をした(2021年製作の映画)
4.0
どーせ世の中のスイーツ女が口を揃えて泣けるって言ってるだけでしょ?って斜に構えた印象しかなかったんだけど蓋を開けたらサブカル女とサブカル男の恋の話だった、それもそこそこしんどい。
この映画を観て、遠い目で「恋愛ってあんなもんだよな」と呟いたいつかの彼のことをふと思い出したりした。彼は恋人でもなんでもなかったし、だからといって友達とも呼べない関係だったけど、一生思い出しちゃうんだろうな〜なんて思った。

無い記憶がよみがえる。あんな花束みたいな恋愛はしたことがないから、実体験で感想を述べることは出来ないけど強いて言うなら飲み会みたいだなって
飲み会って一定のピークを迎えると急に盛り下がるというかつまらなくなるというか、みんな急激に口数が減って惰性でその場にいるようなあの時間があると思うんだけど、それと同じ気持ち。

映画の本質とはすこし反れるだろうけど、何より痛いほどわかる〜ってなったのは
ふたりの仕事の価値観。
「好きな事仕事にするとかなめてるって考えちゃう」のも分かるし、「やりたくないことはしたくない」のも分かる。仕事だから、やりたくないとか好きとか嫌いとかそういうんじゃないでしょ?本当はやりたくないことはしたくないけど、好きな事仕事にするとかなめてるって考えちゃったから、やりたくないことでも仕事にしちゃった一番最悪のパターンでわたし生きちゃってんな、とちょっと落ち込んだ。

あとわたし、ここ半年くらい「何も頭に入ってこない、パズドラしかやる気になんない」のと同じ状態続いてるんだけどどうしたらいいんだろ。
ワンオク好きでも嫌いでもないけど、ワンオク聴「け」ます、が死ぬほど鼻につくな。
kk

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