このレビューはネタバレを含みます
やっと見れた!
趣味が合うことがきっかけで仲良くなった2人の価値観の方向性が大学卒業と就職を経て徐々に変わって行き、すれ違い、話し合うことすらままならず修復不可なところまで行く空気感がリアルでヒリヒリした。よかった。
特に仕事に追われ始め趣味が手に負えなくなるときの描写が妙にリアルで、元ネタを知ってると笑顔になった。(ゼルダは買ったけどゾーラの里で止まってるとか、宝石の国の話わからんとか)。
私自身は圧倒的に趣味がないと生きていけないというか、仕事の忙しさに関わらず漫画も本もゲームもし続けているので、ずっと絹ちゃんに肩入れしながら見ていた。
それでも驚いた、というか「すごいな」と思ったのは、2人が同棲し初めてからも別れてから引っ越し準備中の間にも家のテーブに花が飾ってあったこと。(途中ない場面があるかはちゃんと見れてなくてわからない)
川沿い歩くとこでも花束持ってたし、絹ちゃんがずっと飾ってるんだろうな。特に言及されなかったけど、素敵だな、私もそうありたいな〜と思った。花を飾るのって毎日水変えたり手入れが面倒でなかなかやらないのだけど、その面倒さを乗り越えてでも自分のお気に入りのものを生活に添え続けるってすごいので…。