課長とヒロシ

ダーティハリーの課長とヒロシのレビュー・感想・評価

ダーティハリー(1971年製作の映画)
4.1
ヒロシ(以下ヒ):刑事物アクションのルーツにして最高峰!サンフランシスコを舞台に、検挙率はナンバーワンも事件解決のためには時には暴力的な手段も辞さないため、人の嫌がる汚れ(ダーティ)仕事ばかり回ってきてしまう通称「ダーティ・ハリー」ことハリー・キャラハン刑事と、連続殺人犯スコルピオの戦いを描いた作品です!

課長(以下課):これも1971年かー。もう半世紀前の作品なんだな。と言うことは今も現役で活躍してるクリント・イーストウッド監督はまさに「生きる伝説」だな!

ヒ:ハリー刑事のキャラですが、眉間のシワ、奥歯を噛み締めて話す感じ、背筋を伸ばす歩き方、そしてめっちゃデカいS&W M29とマグナム44!もうカッコいいとこ有りすぎです!(笑)

課:確かに完全にキャラが立つというか濃すぎる感じだよなー。もともと彼はマカロニ・ウエスタンってゆうイタリア発の西部劇によく出演してたんだが、そんな背景からなのか、とにかく自己主張が強くてわかりやすいキャラクターだ!そんで舞台がカリフォルニアっていうのもなんとなくわかるな!

ヒ:確かにニューヨークとかだとなんか浮きますよね。(笑)西海岸の開放的な雰囲気と、太陽の光が強い感じが合ってる気がします。

課:最近の『ジョーカー』でも使われてたが、この時代のフォントとか、映像とか、なんか「色が濃ゆい」感じの空気感は凄くカッコいいよなー!あととにかくデカイ、カクカクした車とか、とにかく映像の1シーンごとがやたら絵になるんだよなー。

ヒ:ですよねー!暴力シーンもエッチなシーンも多いですが、刑事物、ダーティヒーロー物、ハードボイルド物など後世に大きな影響を与えた伝説の作品をぜひチェックしてみてください!

ストーリー 3
キャラクター5
世界観   4
映像・演出 5
音楽    4
どうなんだクソ野郎!度99
課長とヒロシ

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