面白くて一気に観た。こんな映画は他にないと思う。
合間に挟まる様々な地域の子どもへのインタビュー（台本なしの本物!）が生々しく、それぞれの目線で現代を切り取っていて、物語の繋ぎだけど下手なBGMよりも聴く価値あった。
その声に耳を傾ける仕事をする主人公や、
質問に応じず自分の主張だけをしていた甥っ子の「変化」 、
母としての妹を知ること （辛） から
「言うことよりも、聴くことが足りてない」
という現代へのメッセージに気付かされる。
会話と演技が自然で、これだけ長いのに興醒めする瞬間が無かったのもよかった。
観ながら思い出したんだけど、監督の奥さんミランダ・ジュライのインタビューエッセイも、そのマイクを一般の生活者に向けたもので（とても面白い）
夫婦共々、創作にこういう要素を挟んでいることにニンマリしてしまった🫶🩷
ホッコリ泣かせる映画 でまとめては勿体ない! 人として大事にしたい一本です。
