草なぎ剛、めちゃくちゃ役に入りきっててすごかった。バレエは詳しくないけど本格的で芸術作品を見ているようだった。
けど、設定が現実の問題すぎてつらかった。ネグレクトとか性別の問題とか難しいテーマだから簡単にどうするのが正解とか言えないし、そもそも正解なんてないんだろうけど、みんながもっと幸せに終われるハッピーエンドがあればよかったのに。と思った。(けど、本気でそう思ってしまうぐらいやるせなさというか終わったあと、はぁ〜、、ってなる感じが強かった)
現実の自分と、自分がなりたい自分のギャップって性別に限らず誰にでもあるものだと思うけど、そのギャップが性別となるとこんなにも苦しいのか。と感じた。
私たちが直接の何かできるわけではないし、自分の体と心の性別が違う人が人に対して何かしてほしいと思っているわけでもないけど、もっとこの世の人たちが生きやすい世界になればいいのになと思った。
