伊集院光とらじおと、で紹介されてから絶対に見ようと決めていた。ラジオでおすすめされた通り全く予備知識なしで、予告もあらすじも見ずに鑑賞。
よかった、なんて簡単な言葉でまとめたくないけれど、とにかく良かった。
なにより、完全に凪沙が憑依した剛くんの演技!東京で凪沙としての人生を歩んでいる主人公は生まれ故郷の広島弁を東京では使わない。いまの彼女にいちばんしっくりくる言葉を使っている。それでも一果とはじめて心を通わせた瞬間に溢れ出たように広島弁がでてきたのが印象的だった。
一果の友人のりんちゃんもとても印象的。さっぱりしていて、大人の悪い部分に気づいていて、それをうまく利用して、気丈にふるまって。そしてすごく優しい。私のイメージの中のザ・都会の子って感じ。りんちゃんの踊るバレエも儚くて哀しくて美しかった。
全ての感想を書き連ねると原稿用紙10枚くらいになるしネタバレしてしまうのでこの辺で。とにかく良かった。