由宇子の天秤のbridgecoのネタバレレビュー・内容・結末

みなきゃみなきゃでようやく。
ジャーナリストとして真実をうつしだそうとする一方で、何が真実かも曖昧な中、真実が決して正しさではないことにストイックに向き合う由宇子だが、自分の身に起きたことに関しては躊躇なく歪めることを選ぶ。立場によって人の正義もまた変わるというリアリティ。
萌と由宇子をはじめ、由宇子がつくる人との距離感はすごく好きでした。朴訥としてシンプルだけど優しい眼差しと声がけが心地よい。瀧内公美、河合優実、やはりさすが素晴らしい。