OASIS

アントマン&ワスプ:クアントマニアのOASISのネタバレレビュー・内容・結末

3.0

このレビューはネタバレを含みます

今後の宿敵になるであろうカーンの姿、その片鱗が見られたのは良かったし、マルチバースの経験が豊富でその思考から導き出される考えは規模がデカくてこれからの戦いも大きくなっていくことが予想される。
カーン役の人、弱い部分も強い部分もめちゃくちゃ演技上手くて説得力あるな。

自分の中で量子世界の認識が間違っていたようで、どうやら単純に小さな世界という訳ではなく、極限を超えて小さくなり過ぎた本来の時間軸から抜け出して別の世界という存在になってしまうようだ。
それはマルチバースとはまた違うものだし、何個違う世界があるねんとややこしくなった。
今回はそういう説明やカーンの紹介という側面が強く、アントマンという作品自体の面白さとしては弱い部分が多かったかと思う。
しかしモードックとかロキとか絡め方が自然で上手いよなぁ。

今作でも、カーンの一人を倒したところでなんの意味もないというのはカーン自身のセリフからもわかるし、エンディング後のカーン大集合でもそのヤバさは伝わってきた。
もう一つのポストクレジットはロキと関係してるんだろうけど、ドラマ版のロキは全部見たはずなのに全く覚えていないくらい面白くなかったので、見返す気にもならないのが辛い。
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