RYUYA

アントマン&ワスプ:クアントマニアのRYUYAのレビュー・感想・評価

3.0
「小さき者を見過ごすな」をキメ台詞にしてるくせに、ここぞ!という場面では必ず“ジャイアントマン”になるアリ野郎の矛盾がめでてぇ。

「本編はほぼスターのウォーズだけどOPとEDで軽妙なアントマンっぽさみたいなのをやったからいいでしょ?」的な構成。なんだけど、俺はサルサとかラテンが流れるメキシコ・キューバMIXの小粋なアメリカンムービー的な要素がこの単独映画の魅力だと思ってたんで、今回のはそういうのがなく(マイケル・ペーニャとかボビー・カナヴェイルも出てないし)、シンプルに「会社に呑み込まれたな...」という印象。という感想。

まぁそんなことは置いといて、ミシェル・ファイファーが美しすぎたな。映画を好きになり始めた頃、核弾頭くらいの威力でぶっ飛ばされた『スカーフェイス』での美貌、そっから...40年よ、40年。女優さんって凄いっすよね。と、映画が意図したところとは全く別のところで感動しておりました。マイケル・ダグラスにしてもビル・マーレイにしても、ヒーロー映画はレジェンドたちが楽しそうに参加してる姿を見せてくれる。だから結局見ちゃうよね...。
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