来たゼ来たゼ、
Golden Weeeeeeeeeeeeek!!
今!この!数日間だけは!!
仕事の事など忘れて浮かれてやるぅぅぅぅ!!ヒャッフゥゥゥゥゥ!!
という事で。
ワインを飲みながらのほろ酔いレビュー、行ってみよッゥゥ!!
MCU フェイズ5の幕開け。
ドラマシリーズ「ロキ」以来となる、
ヴィラン"カーン"の再登場。
なーのーにー。
個人的に、手放しで良かった訳でもなく。
MARVEL疲れも重症か…。
サノスとの最終決戦以降、平穏に暮らしていたスコット・ラング(ポール・ラッド)ら。ある日、スコットの娘であるキャシー(キャスリン・ニュートン)が今後の脅威に備えて量子世界へと信号を送る装置を開発するが、起動した途端、スコットとキャシー、ピム親子は量子世界へと吸い込まれてしまう。そこでスコット達は、全ての時間を操る征服者カーン(ジョナサン・メジャース)と対峙する事になる—— 。
これまで、世界最小のスーパーヒーローとして、MCUのコメディリリーフとして、こじんまりと活躍していたアントマン。
それが突然シリアス路線へと舵を切り、これまでと違った魅力を打ち出したかった製作陣の心意気はわかる。わかるんだけど、マイケル・ぺーにゃんは出せよ出してくれよ。
そして、スコットの娘ちゃんを演じた女優さんに何の連絡もなく、キャスト変更するのやめれ。やめたげれ。キャスリン・ニュートンは魅力的だし、只今絶賛売り出し中なのもわかるけど、ご本人に通達もない交代劇はあまりにドライじゃないですかっ?っつー話だ。
量子世界の話なのに、ココは何ですか?宇宙ですか?っていうぐらい、科学技術が発達している世界観。もう、彼らが身に付けている衣服の繊維とか、ガジェットのネジやらボルトはどんだけ小さいのよ?
赤色のスライムのような生き物ヴェブやら、ビル・マーレイやらは、キャラとして愛嬌があるけど、その他大勢のキャラはもはや記号的で、いてもいなくても構わないレベル。
量子世界に想像もつかないような異形の生物がいるのはわかるけど、人間と同じ外見の彼らは何なのか。量子世界でも人類と同じ進化を遂げる生物がいる確率はもはや何%なのか、著名な物理学者と人類学者の皆さんに教えを請いたくなるっつー話だよ。
量子世界で30年間サヴァイブしたジャネットが、ビル・マーレイ演じるクライラー卿と男女の関係になったであろう後ろめたさから、旦那のハンクに多くを語らなかったという設定も妙に生々しい。
面白くない訳じゃない。
スコットが軽口を叩けば、やはり絶妙なギャグセンスにクスッとする瞬間はある。
可能性の分裂の描き方も面白いし、M.O.D.O.K.のハンプティ・ダンプティなルックスには出オチで最高に笑った。
そんでもって、思わずゾワっとするラストシーンの解釈よ。
スコットは全くの異世界に転送されたのでは?という疑念。
これには思わず唸った。
カーン恐るべし!!
アントマンの良さを最大限に生かしきれている作品ではないものの、最後はきちんと締めてくる。くぅ〜〜!!追いかけるしかないじゃないよ、MCU!!
ホントはスコア激下げで酷評したいけど、M.O.D.O.K.にはめっちゃウケたし、ラストにゾワっとさせられたし、今後にも期待って事でこのスコア。