エジャ丼

アントマン&ワスプ:クアントマニアのエジャ丼のレビュー・感想・評価

3.4
「過去、現在、未来… 征服者"カーン"が全てを奪う。」

アントマンことスコット・ラングは、アベンジャーズの一員として人々に愛されていた。ある日、彼の娘キャシーが開発した装置の事故によって、スコット、キャシー、ピム一家は量子世界に飛ばされてしまう。そこで待ち受けていたのは、次元を超える征服者、カーンだった。

フェーズ5の第1作目。作品を跨いでサノスに続き君臨する大ボスとして、征服者カーンが映画についに登場する。

なんか、凡庸。カーンを登場させるためだけの映画としか思えなかった。ジョナサン・メイジャースは完全にハマり役だとは『ロキ』の頃から思っていたので、どうか降板せずに演じ切ってほしいと切に願うばかり。

今作で単独作としては急に世界観がスケールアップしたせいで、いつものアントマンの等身大の庶民的なアクションや、物語が全くみられなかったのが心苦しいところではある。あの盗人仲間3人組が惜しいです。

マルチバース・サーガ、及びカーンの今後に期待。