に

貴族降臨 PRINCE OF LEGENDのにのネタバレレビュー・内容・結末

貴族降臨 PRINCE OF LEGEND(2020年製作の映画)
2.0

このレビューはネタバレを含みます

顔映画。
これは堕とす意味ではなく褒める意味での顔映画。
画面いっぱいに美しい男子の顔がアップになる、そういう潔さのある映画です。


しかしストーリーがあまりにもお粗末すぎるというか崩壊してる。

前作映画撮影→貴族降臨撮影→貴族誕生撮影
というぐちゃぐちゃな時系列で撮ったため、整合性がなくなっている。

土木作業員が貴族になったというバックボーンをつける必要があったのだろうか?
信虎のかたきをうつのはどうなったの?

など変に伏線作った上に回収していないのがストレス。
普通に土木エピソード全部なかった方がスッキリ見れた。


前作映画もだけど、脚本家や監督が映画を撮るのが下手なのではないか説。
兄こまの時も、ドラマよかったけど映画は微妙だと思っていたので…


誠一郎が貴族側に寝返った理由が浅くてびっくり…というか描写不足で浅く見えて悲しい。

チーム奏、京極兄弟、3Bに生徒会、先生というめちゃくちゃ強烈で良いキャラの(でも顔面が強い)無駄遣いなのがかなしい。
もっとみんなの魅せ方あったでしょうに…




文句もいうけどよかったところは以下。

・エンドロール。
正直エンドロールが一番楽しかった。

・果音さんの存在があったこと。奏さまが果音さんに首っ丈なのが伝わって良い。

・挿入歌。選曲が片寄涼太本人というのもいい。
Honesty、誠実と誠一郎の誠がかけられているのだろうけど、それもまた重く誠一郎にのしかかるのだ…
朱雀奏の純真無垢故のさが怖い。

・第二側近がちゃんと第二側近の位置にいる。(あんなに下克上したいっていうてたのにね…)

・白濱亜嵐の強すぎる顔面
この映画を顔面映画たらしめている
もともと端正な顔をしているけど、金髪カラコンファーの上着でさらにマシマシラーメン二郎がごとし

・白濱亜嵐のどえらい肉体
MAXに仕上がってた頃だそうですけどまるでドラゴンボールみたいな身体
舞台ドラゴンボール主演しましょう。


やっぱり王子が好きなんだ。
もうゲームにしか我々の好きな王子はいないのか?!

できればドラマで見たい。
に