このレビューはネタバレを含みます
顔映画。
これは堕とす意味ではなく褒める意味での顔映画。
画面いっぱいに美しい男子の顔がアップになる、そういう潔さのある映画です。
しかしストーリーがあまりにもお粗末すぎるというか崩壊してる。
前作映画撮影→貴族降臨撮影→貴族誕生撮影
というぐちゃぐちゃな時系列で撮ったため、整合性がなくなっている。
土木作業員が貴族になったというバックボーンをつける必要があったのだろうか?
信虎のかたきをうつのはどうなったの?
など変に伏線作った上に回収していないのがストレス。
普通に土木エピソード全部なかった方がスッキリ見れた。
前作映画もだけど、脚本家や監督が映画を撮るのが下手なのではないか説。
兄こまの時も、ドラマよかったけど映画は微妙だと思っていたので…
誠一郎が貴族側に寝返った理由が浅くてびっくり…というか描写不足で浅く見えて悲しい。
チーム奏、京極兄弟、3Bに生徒会、先生というめちゃくちゃ強烈で良いキャラの(でも顔面が強い)無駄遣いなのがかなしい。
もっとみんなの魅せ方あったでしょうに…
文句もいうけどよかったところは以下。
・エンドロール。
正直エンドロールが一番楽しかった。
・果音さんの存在があったこと。奏さまが果音さんに首っ丈なのが伝わって良い。
・挿入歌。選曲が片寄涼太本人というのもいい。
Honesty、誠実と誠一郎の誠がかけられているのだろうけど、それもまた重く誠一郎にのしかかるのだ…
朱雀奏の純真無垢故のさが怖い。
・第二側近がちゃんと第二側近の位置にいる。(あんなに下克上したいっていうてたのにね…)
・白濱亜嵐の強すぎる顔面
この映画を顔面映画たらしめている
もともと端正な顔をしているけど、金髪カラコンファーの上着でさらにマシマシラーメン二郎がごとし
・白濱亜嵐のどえらい肉体
MAXに仕上がってた頃だそうですけどまるでドラゴンボールみたいな身体
舞台ドラゴンボール主演しましょう。
やっぱり王子が好きなんだ。
もうゲームにしか我々の好きな王子はいないのか?!
できればドラマで見たい。