KeiRalph

藁にもすがる獣たちのKeiRalphのレビュー・感想・評価

藁にもすがる獣たち(2018年製作の映画)
3.9
すいません、原作未見です…。映画は章立てで構成されており、時系列で泥沼化していく展開と思わせつつ、実は伏線回収型。

序盤ら次々主要人物が登場。韓国映画お得意の群像劇で、誰が何の役割か混乱するのでは…と不安でしたが、それぞれの役割&顔立ちでキャラクターは明確化、後は怒涛の展開でどんどん見逃せなくなってくる。これぞ韓国映画の王道!

ところでこの映画、よくよく考えたら銃が一切出てこなかった気がします。その辺はサスペンスの定石なのかも知れませんが。その分、包丁やナイフ、車などの日常にあるモノでの殺戮シーンがやたら多い!しかもどれも凄く痛そう。

個人的には借金取りコンビ、特に長身の懐刀役の方、殆ど喋らないのに凄い存在感でした。今後の活躍に期待しよう。
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