yukiyo

エルヴィスのyukiyoのネタバレレビュー・内容・結末

エルヴィス(2022年製作の映画)
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このレビューはネタバレを含みます


 エルビス・プレスリーの生涯を、マネージャーであるパーカー大佐の視点から描く。
 ミュージカルではないけどエルビスのヒット曲満載で、テンポよくスピーディに展開するため159分の長尺もあまり苦にならない。 
 エルビスを演じたオースティン・バトラーがまあ見事で、一部歌唱もしております。すごい。  
 只、
 長尺のわりに一つ一つのエピソードにあまり踏み込まない。それはマネージャー視点と云うスタイルに徹しているからで、結果的にリズミカルで大胆な語り口に成功しているので良いかとおもいます。
 エルビスの伝記としては不十分ながらも本作のポイントはそこではなく、あくまでエルビス・プレスリーと云うスターの魅力、当時の熱狂を現在でも判るように伝えることではなかろうか。
 その課題は十二分に達している作品になっているとおもいます。
 とりあえず、サントラが欲しい。
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