「RENT」の生みの親、ジョナサン・ラーソンの自伝的ミュージカルを映画化した作品。
「RENT」同様ロック調の曲が多く最高です。
ミュージカルを作るドキュメンタリーのようなストーリーと劇中劇にのせて展開していき、良い意味でミュージカルっぽくない凄く自然な入りで、多くの人が共感できる歌の数々は必見必聴です。
「RENT」のパーツの数々を本作に見出す楽しさももちろんありますが、人生の節目に対する焦燥感と自分の実力の無さに落胆・挫折する瞬間、諦める瞬間、ほとんどの人にあると思います。
今にも膝をつきそうな瞬間、もう一歩踏み出す勇気と力を与えてくれるような素晴らしいミュージカルでした。アンドリュー・ガーフィールドの表情豊かな演技と歌は、よりそれを高めていました。
劇場で見たかったよ!