架空の都市が舞台なものでちょっと全体的に他人事に見えてしまうものの…… 主人公の言動のカルチャーギャップや、決めゼリフを言わされたり、でも頭は悪くない、というのがかわいい。と同時にシャザムなどでおなじみのキャラや文言が出てきてかなり面白く観ることができた。
当初期待していなかった、脇役のキャラが裏がありそうでない、イイ奴らで楽しい。展開も案外ひねりがあって面白い。出来のわりには不遇な扱いだんぁという印象。ただまあ、悪役が格下すぎたかな。
主人公が、自らパワーを捨てたことでようやく危機感が生まれてのクライマックスだし、こじんまりまとまり過ぎている気はする。
傑作ではないけど佳作。個人的には作品自体の不遇っぷりも手伝っているが好き。
