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力道山のdrophamのレビュー・感想・評価

力道山(2004年製作の映画)
3.8
1945年、力道山ことシンラクは貧困生活を脱出しようと祖国を離れ、単身日本にわたり力士となる。しかし、日本人でなければ横綱になれないという現実を突きつけられたり、同僚の力士からいじめられたりと尋常じゃない苦しみを味わう。それでも貧困生活から逃がれて相撲をしたいという情熱で、関脇まで番付を上り詰めた。横綱を目指そうとする矢先、昇進を見送られたことに不満を持ち協会の前で暴れてしまい追放される。そこから自暴自棄になり酒浸りにたる。ある日、店で暴れていた時に、とあるプロレスラーに止められ人種も国籍も関係なく世界で戦うことのできるプロレスの世界があることを教わり、単身アメリカへと行きプロレスを学ぶ。
日本プロレス界の父である力道山の半生を描いた作品。この時代は人種差別があったり戦争があったりと過酷だと感じました。力道山は写真で見る限り優しそうなイメージに見えますが、機嫌が悪くなると暴力的になるので正直恐怖です。
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