スペードの女王というワードが出てきたのでプーシキンの小説がベースなのかと思ったら…ロシアの都市伝説にスペードの女王ってのがあるようで…。
願いを叶えてくれるスペードの女王についての都市伝説にはいろんなバージョンがあるらしいのですが、(1)スペードの女王を呼び出すには手順があること(2)鏡が関係していることが共通しているとか。
本作もそこは踏襲しておりました。
ロシア映画独特の退廃的な?爛れたような?映像美満載の作品でした。美術?小道具?も細部まで神経が行き届いてまして、眼福レベルなオシャレ度でした。オシャレ加点あり。
前に見たロシアのホラーもオシャレ度高かったけど、ロシアではホラー映画はオシャレじゃないとあかんのかな…。
私の感覚では、ホラーとしては普通な感じ。ロシア映画に出てくる鏡はとてもミステリアスに見えるぜ加点あり。