【しっかりしろ寺脇】58
元文部官僚が2人で、日本の子どもが大変になってることを伝えたいと、いろんな事例(それこそ出会い系に通って集めたような)をちりばめた映画を作った。その思いは良しとしよう。クソみたいな大人に翻弄される子どもがたくさん出てきて、見てて鬱になる。日本やばい。
しかし!!キヘーは映画詳しくないだろうから罪一等を減ずるとして、寺脇!お前だ寺脇研!!! 映画ばっかり見てるくせになんなんだこれは!ストーリーからなにからなにまで、映画としてヘタクソすぎる。舞台になる家が2軒とも変なので気になって仕方ないぞ。それから小道具の使い方とか演出の細部が雑で見てられない。大事な手紙やカードをあんなふうに保存するやついるかい。あとセリフがリアリティなさ過ぎて気が散る。なんだあのパーティー。殺す気か。
スタッフロールに、美術が死の原惨太郎、劇場営業が小林三四郎。なんだろなこの名前。ここまでノイズかい。めんどくさ。
子ども、といいながら、中学生というか高校生にに見えるので、もう子どもじゃねえよなとか、貧困描写はふがいない僕は空を見たのほうがぜんぜんリアルだったなやっぱりタナダユキはうまいわ、と思いながら見てました。