サイレント映画からトーキー映画への過渡期、映画作りに魅せられた人々が時代の変化に適応しようとする姿を描く。
何か大きくて永遠に続く物の一部でありたい、なぜ映画に関わりたいのか聞かれた主人公の答え。まさに監督自身がこういう想いで映画を作っているのだろう。言葉にできない感情を昂らせるもの、その全てをぶつけたような映画愛に溢れた作品でした。
下品だけど少女のような奔放さもある、この役はマーゴット・ロビー以外に考えられない。それぐらいハマり役!引き際を知っているブラピ演じるジャックのかっこ良さよ!
全裸は当たり前、至る所で交わってるし、尿、ゲロ、いろんなものが飛び交い、ネズミのシーンは吐き気もしたけど、これも監督の映画愛なのかな。夢を見させることも、吐き気を催させることも映画にはできる。その可能性の大きさを感じさせたかったのでは。映画館の大きいスクリーンでそれを体感できて幸せだ!