「ラ・ラ・ランド」のデイミアン・チャゼル監督の最新作。
1920年代のハリウッド。
サイレント映画全盛期。
酒池肉林の乱痴気パーティーが夜ごと繰り広げられ、毎日が永遠に終わらないお祭り騒ぎのようだった頃の映画業界。
サイレントからトーキーに移行する怒涛の時代の映画業界で、大スター俳優ジャック・コンラッド、新人女優ネリー、映画製作を夢見るしがない青年マニーの運命が交錯し、絶頂と破滅の坩堝を駆け抜ける。
公開前、結構話題になってた割には宣伝や公開館数少なくて、「なんで?」と思ってたけど、下品・下劣描写がなかなかエグいので、こりゃあ大衆向け映画じゃないよな、と。
チャゼル監督だけあって、音楽の使い方かっこいい。
そして冒頭のパーティーシーンは、本当によくこれ撮ったなーと思うくらい、倫理観ぶっ飛んだ乱痴気騒ぎの空間を作ってる。
のだけど、なぜか迫力を感じられず。
スクリーン上で起こっている絵面はとんでもないんだけど、なんか没入感がいまいちで。。
なんでだろ。IMAXで見れば良かったのかなあ。
内容的には、最後の方とか妙な『ニュー・シネマ・パラダイス』みたいになってて、「なんじゃそりゃ」と思ったり。
あと、この感じの内容で3時間は長えです。。