あおたん

バビロンのあおたんのレビュー・感想・評価

バビロン(2021年製作の映画)
3.8
映画に対する途方もない夢と希望と絶望を180分の映像にこれでもか!!!と、力一杯ぶち込んで出来上がったとんでもなくカオスでパワフルな作品だった。
無声映画のスター、成り上がり女優、映画作りを夢見る青年、三者三様の栄光と没落。本人はいなくなっても作品の中で生き続けるというエルノアさんの言葉が最後のシーンで胸にくるものがあった。(エルノアさん、いいキャラだったな…一番好きかも)ブラピの重厚な演技が素晴らしかった。

退廃的なパーティーシーンをスクリーンで見れただけで結構満足したよね〜。確かに賛否両論ありそうだけど映画の持つ明るい面・暗い面どちらもひっくるめた監督の愛を感じる作品でした。
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