ラ・ラ・ランドのデイミアン・チャゼル監督の爽やかな作風をイメージしていたら冒頭からの乱癡気パーティーで面食らうこと必至。そして、その後もずっと面食らい続ける。
1920年代のハリウッド。映画がサイレント→トーキーになる時代の流れを描いていて面白いが、エロス、バイオレンス、ドラッグ、アルコールと過激でカオスなシーンがかなり多い。受け付けない人は少なくないかも。
マーゴット・ロビーの演技は圧巻。
太って老けていたブラピは最初誰だか分からなかった。😅
アングラなシーンは必要だったか疑問。
音楽はストーリーの緩急を邪魔しているというか、デイミアンらしいと言えばそうだが、個人的には、うるさすぎて少々しつこい。
ただ、この内容で3時間は長い。
ラストは賛否別れそうだが、個人的には好み。
映画の歴史と変革をリスペクトした描写はグッときた。映像にも引き込まれる。
好みは別れるであろう作品。