いやぁー凄かった!
が、鑑賞後すぐに思った事
好き嫌いがわかれる?
私はと言えばどっちでもない、って感じかな
でも、3時間越えの長さは感じさせない吸引力はあった
冒頭から象の、、、が強烈なインパクトで
大丈夫だろうかとちょっと心配に
ずっと色々な排泄物が(笑)結構多かったので、これには何か意味がある?と思ったけど、、、
サイレントからトーキーへの過渡期を描く
「雨に唄えば」を思い出していたら、しっかりその「雨に唄えば」が!
予告編でよく観た、あの騒乱のパーティシーン
あまりにも露悪的で下品で混沌としていて
でも、圧倒的なエネルギーが満ち溢れている
多分虚実入り混じっていて
あのテンションがずっと続くのかと思ったが
段々と、全く無音でシーンの切り替えやら
その時々挟まれる静寂が効果的で
少し落ち着いた感じに
監督が思い描くサイレント映画時代
と、映画への熱い思い
映画って綺麗な夢ばかりじゃなくて
そこには悪夢のような亡霊、悪霊も、、、
そしてそれらは全部幻かも、、、
映画の話で必ずある
観客が映画を観ているシーン
やはり、それはグッとくる
ある意味アレは確信的でズルい!
観に行く人は皆映画ファンだよね(笑)
あのシーンを入れられたらやっぱり、肯定的に観ちゃう
「ララランド」のラストはあんまり好きじゃない
あそこで一気に冷めてしまって
でも、今回の映画の思い出は、もう決して戻れない過去への思いはわかった
(少々くどかったけど!)
しかし、様々な映画のシーンは主人公の時代より後の映画もいっぱい!
と言う事は映画を観ている私達に向けてと言う事は、、、やっぱり、ちょっとズルい
マーゴット・ロビーのパワフルな演技と共に、パワフルなエネルギーに満ち溢れ
終始凄かったのに、とても静かなところに落ち着いたって感じ
でも、とにかく嘔吐系、糞尿系が多かったのはちょっと、、、(笑)
(どうも私はこの監督作品、ちょっとダメな所が必ずある、、、)