このレビューはネタバレを含みます
ずっと気になっててやっと見られた作品。
まず第一に、きったなっ!!!ってなるシーンめっちゃ多いですが。笑
でもカメラワークとか撮り方おもしろくて見入っちゃう
この映画を作った人の強い映画愛をひしひしと感じる作品だったけど、同時に懐古厨感がある(それも自覚している感じはあるけど)のもまあ確かなのかな
ネリーの振り切り方は好きだけど下品でヤク中すぎて手に負えん(笑)けどそういう心のままに生きて醜さ全開のところもまたマニーには刺さったんでしょうね
刹那的に生きて幸せな時に死にたいと言わんばかりの最期だったネリーとなんやかんや地味ながらも生きて家族を作って最後一観客として映画を見ているマニーの対比もなんとも切ない感じでした
ジャックはフェイと話した後「あ〜死んじゃうんだな」とわかりつつもバンッ!って音が思ったより大きくてビクってなってしまった。笑
あとマッケイの地下の洞窟行くところだけマジでホラー映画かと思っためっちゃ怖かった、、笑
マッケイ役の人の頭のネジ外れてる感すごいな笑い方とか
フェイだけまーじでかっこいい蛇のくだりでみんな惚れる
フェイとネリーのカップル好きだったしフェイがいればネリーも少しは安定していられたのかなとか思って引き裂かれたのは辛かった
マニーがどんどん売れるためとかスポンサーのこととかばっかりになってしまっていくのも切なかったけどネリーへの愛だけは根本にあるんだなぁってそれはすごいなぁって思いました、命乞いのところとかはダサくて人間らしい
ミステリーでもないのにバンバン人が死ぬのでそれもおお、、という感じではあった。笑
"激動!トーキーへの過渡期、時代の変化に翻弄されるハリウッドの人々"って感じでした