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ブラックバード 家族が家族であるうちにのjasmineのレビュー・感想・評価

3.6
愛とは、家族とは、生きるとは

スーザン・サランドン扮する母親のもとに、ケイト・ウィンスレット扮する娘たち家族が集まり、残された少ない時間を過ごす物語。

芯があって強くて愛溢れる母親。

彼女こそが家族の中心なのだが、その中心が揺らいでしまうことで、家族の人生も揺らいでいく。

揺らぎ乃中で意見がぶつかったりしていくんだけど、家族だからこそ本音を曝け出せるんだろうなと思う。
赦してもらえるという安心や愛があるから。

悲しい物語だけど、笑えるシーンもあって、家周辺の自然も、家族同士の言い争いも、お互いへの赦しも、生きてるからこそなんだろう。

ちなみにケイト・ウィンスレットは、メガネ姿のせいか冒頭ではどの人か気付けず。

そしてやはり、サランドン姐さんの演技力!

大作にはない魅力がある作品。

誰にでもいつか訪れる終わりの時をどう迎えるのか、考えさせられた。




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