デヴィッドボウイはどうしても理解しきれないアーティストの1人だ。これだけ評価されているのだからと思いながら色々な時代のアルバムを聴いたが、まだ魅力を理解できたとは言い難い。
このドキュメンタリーを観ていて気付いたのは、彼の大きな特徴であるその時々でスタイルを変えていく手法は同時代を生きた人にはインパクトが大きかったのかもしれないということ。
彼のカタログをどこからでも選べる世代は、一つ一つのスタイルに強く思い入れを持つことがどうしても出来ないのだ。だから彼のようにビジュアルも魅力の一つというアーティストを音だけで理解するのは難しい。
この作品はBBCが作成したことからもわかるように、上っ面をなぞったものなので、ある程度知識がないとわかりにくい。