ともぞう

アンテベラムのともぞうのネタバレレビュー・内容・結末

アンテベラム(2020年製作の映画)
3.4

このレビューはネタバレを含みます

アンテベラムは「アメリカの南北戦争以前」という意味らしい。
南北戦争の頃と現在とが交互に映し出される。これが、どう繋がっていくんだろうと見ていたら、急にスマホが出てきて「?」となる。実はKKKみたいな気狂いが黒人を誘拐して奴隷にしている施設だったというオチ。アメリカなら本当にありそうと思わせる恐さ。人種差別の根深さや闇を感じさせられる。

〈あらすじ〉
社会学者で人気作家でもあるヴェロニカ(ジャネール・モネイ)。招かれたニューオーリンズで見事なスピーチを披露して喝采を浴び、友人たちとディナーを楽しんだ直後、順風満帆だった彼女の日常は突如崩壊してしまう。一方、アメリカ南部の綿花畑で奴隷として重労働を強いられているエデン(ジャネール・モネイ)。ある悲劇に見舞われた彼女は、それを機に奴隷仲間と脱走を企てる。
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