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エスケイプ・ゲームのsymaxのレビュー・感想・評価

エスケイプ・ゲーム(2019年製作の映画)
3.0
新年一発目の劇場鑑賞且つ、今年も開催、「未体験ゾーンの映画たち2020」の1本目。

邦題は、「エスケイプ・ゲーム」
見るまで「エスケープ・ルーム」と間違ってました。
紛らわしい…内容も被ってるような、被ってないような?

「ソウ」や「キューブ」的なシチュエーションホラーの類に入るのでしょうか?

賞金一億目指し、廃病院を舞台に、脱出ゲームにヲタ君達が挑みます。

一つ謎を解決する度に、次の部屋へ進み、また次の謎に挑み、ゴールである外を目指します。

が、謎解きはメインになってないので、案外あっさり次の課題へ進んで行きますが、主役以外のヲタ君チームは、次々と痛い死に方をしていきます。
何で死んじゃうのか、理由をはっきり説明していないので、観てる方も混乱してきますが、説明ない方が不安感があって良いと思います。

荒っぽい演出と編集で大味ですが、グロ痛いシーンには大分力入っているので、映画全体の不安感や不安定な感じは、嫌いじゃないです。

途中、様々なヒントと思われる画もありますが、ヒントがあってもなくても、結末は分かってしまいます。

後半は、サイコホラーの様相になっていきますが、まぁ、これも有りかな?

一番怖いのは、二人の看護士さんですね。
結末を知った上で改めて観ると看護士さん達の役割と病院にいた理由に寒気を覚えるくらい怖いっすよ。

メジャーな映画ではなく、こういう企画でないと劇場では観ることがないので、未体験ゾーンの企画は大好きです。
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