星の子のayanoのネタバレレビュー・内容・結末

芦田愛菜ちゃんは本当に美しくて良い女優さんになったなぁとしみじみ思えた。
映画全体の陰鬱さとあわさってか芦田愛菜ちゃんがめちゃくちゃ綺麗だった。
内容はすごいリアルだった。
新興宗教にハマるきっかけも娘の病気を治したいからだし、そこらへんのネグレクト気味の家庭なんかに比べたらよっぽど愛されてるだけにもどかしかった。
けど叔父家族は本当に主人公のことを心配しているのがわかるし(じゃなかったら親戚の子を家に住まわそうと普通思わない)、明確な悪とかはこの映画には無いのがなぁ。
宗教って完全な悪ではなくて人間にとっての心の拠り所にもなるわけだし、それが生きる糧になってる人もいる。
全部がグレーというかすごく難しいことだなと思った。
ただ岡田将生さん演じる教師はめちゃくちゃクソすぎて胸糞悪かった。
彼みたいな若くてかっこいい先生って本当にああいう揶揄われ方するし、ストレス溜まるのはわかるんだけど、自分の保身のために一人の生徒を傷つけて良いわけにはならないのでめちゃくちゃムカついた。
これはフィクションとわかりつつかなりムカついた笑
わかりやすい落ちとかは無いんだけど割と面白かったなぁ。
一緒に見てた母は微妙らしかった。
でも親が周りと違うとわかりつつも愛されてることはわかってるから嫌いになるわけはないし、宗教の教えについて全く信じていないわけではないから脱会もせず、このまま過ごすと思うからこの終わり方は良いと思った。