Soya

星の子のSoyaのネタバレレビュー・内容・結末

星の子(2020年製作の映画)
-

このレビューはネタバレを含みます

マル激で紹介されていたので鑑賞。

芦田愛菜の演技がとてもよかった。

親が信じるものに対して子供は周りの反応などを見て疑い始めるが、それを壊されると思うと抵抗してしまう。あるいは言葉が出なくなる。

とても共感できるような話に感じた。

僕は宗教二世ではないが、ある意味全ての親は子供の意思とは関係なく、何かを信じている。それは国家であっても、宗教であっても変わらない。

彼女はなんの疑いもなく水を飲み続けるが、自分の憧れの人からそれを否定されたことをきっかけに、迷い始める。

最後両親と彼女の三人で夜空を見上げる時、三人が同時に星を見ることはない。

また、最後の合宿(?)でも親と彼女はすれ違い続ける。自分が他の場所に行ってしまえば一生会えなくなるのではないかと不安に思うが、もうすでに彼らは見ている世界が違っているのかもしれない。
Soya

Soya