虎=外界の人たち。
おばあが呪縛でありながら、外の世界へと導いてあげる。呪縛がなくなり、外に放たれた時、ジョゼを誰が守るのか。
恒夫は夢を叶えるためメキシコへ留学に。同情か、愛か。恒夫と交通事故で車椅子生活に。ジョゼは前を向くために絵を描く日々。二人の関係に照らし合わせた紙芝居素敵。
「あなたは心に大きな翼を持っているのだから。心の翼であなたはどこへでも飛んでいける」
「ジョゼのためじゃなくて、おれが管理人でいたいんだよ」
「でも、ジョゼが好きだ」
「あたい…あたい…管理人が好きや」
「想像してたんとだいぶちゃう」
「ええほうや」
アニメ版らしくセカイ系らしい仕上がりだし、恋愛要素が強いかなって思うけど、実写版ほどは生々しさや痛々しさはなくラフに見られる。
結局恒夫は夢を諦めていいんかとか、現実的なところはやんわりないことにされているって思ったけど、エンドロール後のシーンで恒夫もしっかり留学に行っていたことが分かってよかった。