幕のリア

中支那鉄道 建設の記録の幕のリアのレビュー・感想・評価

中支那鉄道 建設の記録(1937年製作の映画)
3.0
ロジスティクス

元は兵站を表す軍事用語であった。
作戦計画に従って兵器や兵員を確保し、管理し、補給するまでの全ての活動を言う。
前線で戦闘に従事する前方業務に対して、後方業務または後方支援と呼ばれる業務領域を指す。その後、産業構造の高度化により、ビジネス用語としても用いられるようになった。

〜〜

エイゼンシュテイン作品の色気に遥か及ばないし、編集も構成もブツ切れでプロバガンダとしても半端ではある。
それでも壮大なスケールとロマンが詰まっているのは確か。

昭和十二年、南京入城。
その前に上海から南京への道のりは支那軍の退路となり破壊され輜重はままならない。
長く伸びる補給線を立て直すべく派遣された国鉄職員達。
軍馬一体のその先に、街が息を吹き返すべく運ばれる様々な人や物。

出張で何度も訪れた蘇州や無錫。
そこに至る鉄路は、本作に映された百年前とそう変わらない気がした。
妙に感情を揺すぶられた記録映像作品。

にしてもアマプラおそるべし。

〜〜

今日の一曲

現在業務で取り組む新規物流確立。
それが成ったら貨物と一緒に新たに組んだ物流経路をパレードしてみたいσ(^_^;)

バンドサウンドとしても楽しいアイドルソングの名曲。
振り付けだけでなく、ブレイクからのギターソロの流れなどアゲ要素多し。
元気の出るPV最高。

夢みるアドレセンス
「ファンタスティックパレード」

https://m.youtube.com/watch?v=_ioaEaqnNPU#searching
幕のリア

幕のリア