想像を超えよ
時空を越えよ というキャッチコピーから自分の頭の中で想像していた様なソレとは全く異なり、これは精神的なことなのではないかと。
主人公ソラの、多感な思春期真っ只中。目を合わせてくれない父との関係や解らない何かを探して、満たされない心に叫び、背伸びをしたり、時には残酷になったり。でも凄くやさしくて純粋な心を持っている。
私自身の精神的な時空を超えてリアルにその時期を思い出してしまった。
謎の男は、私なりに「きっとそうであろう」という答えを見つけたけど、見る人それぞれの想像に任せる作り方も好み。
どの役者さん達も存在感が凄かった。
特に、ソラ役の円井わんさんと、謎の後ろ向きで歩く男役の間瀬英正さん。
家族愛を描いているけど、押し付けがましくないどこにでもいそうな父娘だから共感出来たかな。
そして、最後は謎の男にやられました。
そう来たか！
やっぱり想像を超えてきた。
