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鹿の王 ユナと約束の旅のJOのネタバレレビュー・内容・結末

鹿の王 ユナと約束の旅(2020年製作の映画)
3.4

このレビューはネタバレを含みます

色んなひとの思惑と運命が交錯する、壮大な世界観を物静かなタッチで描いた映画。

映画の完成度も高くて、『鹿の王』の世界観をしっかり描いてるけど、この2時間でこの世界観にのめり込んで、感覚的に、体感的にこの壮大さ、世界観に圧倒されることはなかった。って感じかな?
原作読んでないけど、きっと原作はもっともっと深みがあって、めちゃくちゃ壮大で、それをこの2時間に完璧に描くのは難しかった。。。って感じか気がする笑
是非原作勢の意見を聞きたい。
原作読んでて、この世界観とかキャラをしっかり元々理解してる人はそれなりに楽しめた、満足感のある映画なんじゃないかな?ってゆー印象を受けたけど、どうなんやろ。
最後の歌も壮大で神秘的な感じでよかったな〜。
ほんまにちょっと悔やまれる、、、
ジャンルは全然ちゃうけど、ティモシー・シャラメの『DUNE』ぐらいじっくりと時間かけて描いたらほんまによかったんやろうな〜と感じる。
何本もかけて、ほんまに原作読んでる時と同じような現実での時間経過具合で。けどまあ、それは色んな面から考えて無理なんやろなー

最後の終わり方『おおかみこどもの雨と雪』を思い出したな〜。
自分が最も自分らしく生きる道を選ぶことによって訪れる出会いと別れ。
その儚さとゆーか、けど、いつも見守ってるよ。的な、物理的には隣にいなくても、いつでもとなりにいるよ。的な、あの終わり方最高にすきやなぁ〜
JO

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