JO

アイデンティティーのJOのネタバレレビュー・内容・結末

アイデンティティー(2003年製作の映画)
3.6

このレビューはネタバレを含みます

ずっとめっちゃくちゃ面白かったのに、最後に多重人格ってゆーありきたりなオチと、それによって部屋番号のキーを死体に入れておくトリック、死体が消えた謎、あの一箇所に集まった共通点などなど、めちゃくちゃ期待してた伏線が一気に面白くない回収法で回収されて不満足です。
部屋番号のキー入れていくのもあれは脳内で起きてることで"実際"ではないからなんでもできると、まあ、人格の数を表しているのでしょう、んで死体が消えるのは人格が消えたことを表している、州の名前が入ってるのと誕生日が同じってゆー共通点はただただ主人公が作り出した共通点ってだけ。
これまでこの映画を引っ張ってきたネタの割には回収がおもんないよなあ。別にツッコミどころがあるわけではないねんけど、「多重人格やから、これ人格同士が戦ってた話やから〜」って、なんか肩透かし喰らった気分。
んで最後ティミー(子供)が殺人犯ってゆーオチもなんかなあ。
結構怪しいところあってそうかなと睨んでたけど、あの車の爆発で確実に死んだと思ってたし、あれを「死んでたませんでした!」ってするんやったらもうなんでもありちゃう?笑
あんなんトリックでもないやろ。
あの警察官に扮してた囚人と、元々囚人役やった囚人も合わせたら何人シリアルキラーおんねんって話やろ笑
なんでもありやん
殺害の仕方的にティミーである必要性もないしな。
義父だけはティミーじゃないと殺されへん方法やったけど、それ以外はティミーじゃなくてもできる殺し方やったし(まあ母親を殺しに行けたのも子供やから部屋出れたってゆーのはらあるけど)、それ以上に婚約してた男をあの子供がどうやって殺したん。ふつーにナイフとかもってても成人男性勝てるやろ笑
んでティミーの動機はなんなん。
ただ攻撃性が高い人格でしたってだけ?

あの冷凍庫に入ってた死体はモーテルの経営者って設定やったけど、あれも主人公の人格やったってこと?なんか主人公に似てた気するけどそれは関係ない?笑

ずっと評価4.5で、終盤で一気に陳腐に、価値なくなったって感じ


「一人の男の脳内で起きてることでした」ってゆー前提なら、正直トリックとか展開とか全部論理的根拠いらんくなるしなんでもあり状態
JO

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